番外編2-1 企画の種類


Step:2に入る前に「番外編2」をお届けします。「企画の種類」と「企画のタイプ」を2回に分けて解説します。
今回は企画者にとっての企画の種類です。
企画の種類・タイプは、意味としては「企画テーマ(企画課題)」の種類と同義です。企画が「何のため、誰のため」に行われるかという観点から分類してみます。こういった観点を持って指示・依頼を受けると、狙いが聞き取りやすくなります。
経営に経営学、調査に統計学があるように、私たちがいろいろなことを企画するとき、そのテーマごとに、それに関する学問分野があり、各種理論があることを知りましょう。私たちは、“学者”ではないので、そのことを学問的に極める必要はありませんが、そのテーマについて着手する場合は、理論的なことを少しでも知っていれ有利でしょう。
難しい理論・理屈を知らなければ企画はできないということを強調しているのではありません。理論的に整備されたことがあるのに、そういうことにまったく気を配らないことは損ではないかと思います。「勉強不足」と言われないようにしましょう。
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