動きようにも動けなかった2020年。世界では1月から始まったコロナ騒動ですが、昨年の3月までは認識も低くインバウンド策なども企画していました。ロックダウンなど未体験で意識がそこに向かない無意識状態でした。今から思うと3月時点では”情報として知ってはいたのに”企画(発想や思考)には何も反映されていない状態で”意識する”ということが実践できていなかったとつくづく反省させられました。
 そこで、どうせ動けないなら頭だけでも動かしておこうと日歩配信される情報や日々の会話や通信(メールやSNS)で、自分の思考体系がどうなっているかをつぶさに観察しました。理屈では”環境に配慮して”などと言っても全然配慮していない状況がそこにありました。自分の企画(発想や思考)では”コロナ不在”で思考が進んでいたのです。
 体に染みついた”(リアルに)人を集める(ニーズに対応する)”ことの根本と”密の回避”との戦いでした。世間は”ネット上でオンラインで”と新たな施策のオンパレードでまるですべてが”デジタルで(ネットで、スマホで)”のような雰囲気。「密で売っていた居酒屋など飲食店」が「デリバリーやテイクアウトで生き残り」となり、根本的な業態転換(商売換え)を迫られ、息のころをっけて”(元々の)何屋だったのか?”がどこかに行ってしまいました。
 考えの基本から見直してみようと思います。