変わる日本、変わる仕事のしかた

   2017/03/13


「とりあえず就職」「とりあえず採用」の時代は終わりです。
「新卒一括採用」や「新入社員教育」や「(会社側の事情での)配置転換」なども徐々になくなっていきます。定期採用が残るのは、顧客接点での営業サービス現場くらいになるでしょう。
そこには、いつの時代にも「多くの(固定低コストの)要員」が必要になるからです。既存の体制での「新入社員(新卒)募集」はまだまだ多いのですが、応募は減るでしょう。

これから無くすべきは、年功序列と終身雇用に育まれた「入ったら安心という誤解」。「上司の言うことを聞いていれば大丈夫という錯覚」です。とりあえず就職で”やっと這い上がった上司”もいずれ淘汰されてしまうでしょう。”上司も全滅”してしまいますから「あの人についてゆく」などはやめましょう。
自分が”何屋”に育てられるかを会社や上司におまかせの時代は終わります。若者は自分の意思で「したい仕事・なりたい専門家」を目指すようになります。そういうことをさせてくれそうな企業に応募します。それまではフリーターで待機です。

しかし、仕事のしかたは会社だけでなく、会社の制度に慣らされた社員みんなの習慣にもよります(組織文化が出来上がっています)ので、急には変わりません。”社員”を育てる仕組みを持っていなかった会社側の体制はすぐには整いません、
しかし必ず変わっていきますので、”社員”と呼ばれる人々は今から心構えと対策をしておきましょう。みなさんは会社が変わるのを待つのではなく、次の時代への準備と学習を開始しましょう。
勉強は嫌いだけどいつまでも好きな今の現場で働きたい人は、”現場の勉強”をしましょう。この現場も「ITと人間の力を足した新しい現場」になっていきます。時代のテクノロジー(使い方)はマスターする必要がありますが、現場が好きな人にはそう難しいことではありません。(K)

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