番外編1方法論開発のヒント

 


企画ができるということは、誰かの「企画の方法(一式)」を教わって
それをマスターすることではなく,「自分の方法論を持つ」ことです。

「KASEDA流」も含め、「他人の手法一式」なんて、なかなかマスターできることではありません。自分なりの工夫(や練習)が肝心で有利なのです。
「方法論」=「自分の手順」=「手法の合計」と考え、企画作業の各段階で、どのような手法(思考)で、課題を処理するかを、なるべく早い時期に決めておきましょう。
※ここでいう”手法”とは、チェックリスト法とか、マトリックス法とか、座標軸によるポジショニング技法とか、〇〇分析などいろいろありますので、先駆者の手法を拝借するとして解説は省きます。検索してみて下さい。


いろいろな切り口で紹介されています。
・着想段階
・構想段階
・表現段階
で分けて検索するのもよいでしょう。
・問題発見
・原因分析
・対策立案
で分けて検索するのもよいでしょう。
・調査のしかた
・分析のしかた
・判断のしかた
で分けて検索するのもよいでしょう。
・アイデア探索法
・コンセプト開発
・ひらめき
などでも多く紹介されています。

「あなたのいつもの企画」に合った手法を選びましょう。

「個別の(一般的)手法」は、ホームページでしっかり解説されており、誰にでも活用できます。自分用に改造して、つなぎ合わせて、ゴールを目指すように再構築するのです。
その際、「自分の気づいた項目」を加えましょう。
その手法で処理しているときに気づいたことは、(他の人には通用せずに)あなた独自のものになるでしょう。「よく知れた手法(形式知)」を「あなた用に開発(暗黙知)」するというような構造です。
このためにも「KASEDA流」は、「何をすべきか」の基本手順を整列(順番に解説)してあります。

注意事項が2つあります。
・「原因分析の手法」だからといって、「原因の分析にしか使えない」というわけではないのです。「原因分析は、裏返せば対策立案」になります。手法は「使い方」しだいで、いろいろな局面で使えるのです。
また、
・個別の手法には限界もあるので、一つで間に合わせることは(元々)しにくいのです。

そして、各手法で出された結果を、どう解釈するかまでは、手法は教えてくれません。判断は、「あなたしかできません」ので練習を積むしかないのです。

さらに「実行段階」で、実際の対応(オペレーション)は、その会社独自のやりかた(それも現場任せ)が多いので、あなたの想定の結果が出なくなることも多くなるでしょう。

だから、企画の成功には、「実行段階のサポート(見張ること)」が不可欠です。企画して終わりではありません。実行段階で見つけた「結果を変えそうなこと」は、次回のためのチェックリストに加え、事前対処することになります。

※過去の投稿で「方法論開発」に触れてますので参照してください。
「企画することが仕事になる」

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