ブレークスルーアイデアこそが 日本を変える1/2

 


グローバル展開には、「現地化」することと、「自社のスタンダードを世界に展開する」ことの2つの選択肢があります。
日本国内しか通用しないことと、世界にも通用することを見極めましょう。日本の常識から発想すると日本でしか通用しないかもしれません。
「(こじんまりしていない)今どきの若者」の斬新な発想は、「年長者の古くさいおじさん」の発想よりは世界に近いと思います。世の中の出来事、あなたが素朴に考えて理解できればOK。
自分で理解できないものは、受け入れないという自然な発想をしましょう。

□「なんかみんながOKだから、OKかも?」はタブーです。
□「わからないものは、わからない」でよいのです。
わからないもの、受け入れられないものを自分の頭の中に入れることは拒絶しましょう。
常識への挑戦発想です。
どうも常識のほうに間違いが多い感じがします。国内にしか通用しないアイデアにビッグアイデアの検討余地ありです。あなたが理解しにくいならビッグアイデアのチャンスかもしれません。社会の常識、2つの観点からチェックしてみましょう。
A…古くさいおじさんに通用するし、今どきの若者にも通用する。
B…古くさいおじさんに通用して、今どきの若者に通用しない。
C…古くさいおじさんに通用しないけど、今どきの若者に通用する。
D…古くさいおじさんに通用しないし、今どきの若者にも通用しない。
「古くさいおじさん」は、既存の固定観念の代名詞です。
「今どきの若者」は。これからの発想の代名詞です。
すべて疑ってかかってください。わかるまで受け入れないでください。時代の変化、市場の変化とともにマーケティング手法も、クリエイティブな仕事というのも変わってきました。行き詰まった空気に支配されているこの状況を打破、突破していくブレークスルーなアイデアが必要なのです。
最後の砦は自分なのだと思ってください。あなたの素朴な疑問やわからないと思うところにブレークスルーアイデアが眠っています。わかってしまわないことが肝心なのです。

企業(会社)はすでに動き始めています。日本は変わり始めました。
企業は、あせりながらもすでにチェンジを始めています。
あなたの会社、すでに変わってきていること感じますか。
会社はスローかもしれませんが必ず変革します。
そうでなければ退場しなければならないからです。
世の中はみなさんやみなさんの会社のために止まって待っていてはくれません。社長とか上司は、号令はかけますが、実際に考え方を変えたり、仕事の仕方を変えたりするのはみなさんなのです。みなさんが変わらなければ社長は先に行ってしまいます。みなさんが変われば会社が変わります。みなさんもフツーのビジネスマンから、新アイデアマンに脱皮してください。そしてみなさんが出す、企画・アイデアを時代・世界・ターゲットに合わせて変えてください。

□あなたの常識を世界のスタンダードに
□今のアイデア、いきなり世界に通用させましょう
□日本でかかるバイアス、世界ではバイアスではないかもしれません
当たり前の話ですが、
「駄目なものはダメ」がこれからの基本です。
「良いものは良い」とこだわっていると、壁に遭遇してしまいます。
古い慣行、古い常識、古い判断基準は「ブレークスルー」するしかないのです。特にマーケティング分野での多くの手法は、昔からある「切り口」が特に変わったわけではないのですが、企業やみなさんの「生活を大きく変えた」ネット時代、IT新時代に合わせて、送り手側も、受けて側にも新しい状況が発生しています。

ネットの特性は、新しいチャンスと新しいリスクを生み出しています。ネットの
特性は、よいも悪いもスピードがあることです。対応もスピーディに行わなけれ
ば間に合わないということが発生してしまいます。まずは本質発想でそういうテ
クノロジーの根幹を抑えましょう。
それを踏まえて日々の仕事での新しい企画・斬新なアイデアで未来を開きましょう。近ごろの企画、心配ですそのむかし、マーケティングで対処すべき項目に「消費者教育」という言葉がありました。情報が少ない時代の「弱い消費者=私たち」のための情報提供です。
企画する側も、「だまさないような企画」・「誤解を与えないような企画」を意識するのが当然でした。今、「だまし・やらせ・さくら」と紙一重のテクニックが横行しています。それをうまく使える人が先進的で有能であるという錯覚があるように思えます。ネットで消費者とダイレクトにつながってしまったことが大きな要因と思います。
いくつか例をあげます。

□推奨広告
有名人を起用してCMや広告で「私も使っています」と推奨する販促手法は今でも行われています。しかし、ネット社会では、有名人が自分のブログに書き込んで商品の紹介をするとき「個人の感想です」とはわざわざ書きません。有名人のその書き込み、感想ですか、宣伝ですか。判断は読んだ人がすることになっています。

次号に続く「ブレークスルーアイデアこそが 日本を変える2/2」

 

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