「あなたの店、どう訴求するか」

50年代に提唱されたアメリカマーケティングが日本に紹介され、80年代に経営戦略の主流となりました。(私の経験則では初期段階は約2-30年遅れて日本で活発化、現在では同時進行的になっています。)当初(マーケティング1.0時代)は多くが「モノづくり(commodity)」に対して行われ、「メーカー・マーケティング」が中心でした。その後消費者主体(2.0)、価値主体(3.0)と概念が拡大され、現在では、ブランディングまでをも含む概念に拡大されています。KASEDA流では、「“売りもの”」として、「商品(モノ)・サービス」の両方の意味を含ませています。今回の「マーケティング・ミックスの4P(60年代)」も、本文で「売りもの」は、「product」と書かれていますが、その意味するところは「製品(モノ)」に限りません。