Planning Engineering Research Institute & Conceptual Lab

企画入門

企画入門は、言い換えると”思考法入門”です。核となるのは「課題設定(何の問題なのか)」と「問題解決(どうするとよいか)」です。その大前提となるのが「ものの見方」です。
また、「何のために解決するか」という”そもそもの狙い(目的設定)”が成否を分けます。

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コンセプトは決めるけど軽視されてきたことが多いと思います。企画を通すための免罪符のように、「せっかく決めたのに、コンセプトなどはさておいて、まずは売上を」ということで営業や販促活動にシフトチェンジしてしまいます。

コンセプトはさておいて、「まずは売上確保」の企画をやらされてきたビジネスマンは、徐々に疲れが出てきます。企業の売上確保(成果を出すこと)は大前提ですが、「売上のためだけ」に動いてしまうと疲れてしまいます。
なぜなら、理念やコンセプトを軽視した活動は、”なぜそうすることが重要なのか”を知らないで動くことになるからです。やりがいが感じられないのです。
理由なんてどうでもいい、言われた通りやれ!という会社によくあることです。まずは目標達成してから・・・という会社も同類です。

”売上の上げ方”には、特に留意しましょう。そのコンセプトは、商品だけでなく売上の上げ方も規制するのです。
コンセプトを決めた時のことを忘れずに企画すると難しくなってしまう場合が多くありますが、”もう一つおまけ”をつけたり、高い価格設定を値引きしたりして”こうすれば売れる”という、”うまい騙し方”をいいアイデアと錯覚しないように。

コンセプトを開発することも、具体化することも企画作業です。
一億総活躍時代を自分の時代にしましょう。(K)

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