ブレークスルーアイデアこそが 日本を変える2/2

 


□くちこみ
消費者にくちこみ等で商品を宣伝してもらう手法は昔からありましたが、従来の
くちこみならフェースツーフェースでお互いの顔を見ての話なので宣伝を頼まれ
たオピニオンリーダーの顔が見えました。しかし、ネットでは「書き込み」です
ので、どこの誰だか発信者の顔は見えません。もし、企業側がわかって伏せていたら「やらせ」ではないですか。(有名人ではない人の推奨広告と考えましょう)

□無料で提供
昔も今も「試供品」をつくり配布する手法で「良い商品であることを体験」して
もらいました。無料で提供して集客、購入してもらうなど有料部分に引き込むと
いう手法です。サンプルですが中身は本商品と同じです。ネットでのゲームなどでは「登録無料」でいきなり楽しめます。基本部分は無料ですが、制限をかけてこれ以上は有料ですと引き込みます。
ネット時代のゲーム商品などソフト商品は、開発してしまえば「試用版」でも「完成版」でもネット経由なら「提供のための原価がかからない」ことが背景にあります。

□タイムセールス
昔は「売り切れ」てしまったら、お客様に申し訳ないというのが普通でした。店頭では「売り切れ御免」で現品限り「今ここにいる人だけの特典」でした。ネッ
ト上では、割引率の高いクーポンなど数量(人数)限定で販売します。これらはグループ購入と同じです。人数がそろわなければ中止してしまいます。店の空き時間(曜日)にやれば売り上げの平準化が可能です。でも、でも、なんか「プロダクトアウト(売り手思考)」に見えませんか。欲しかったら「締め切りまでに申し込め」ということですよね。顧客満足なんて二の次のようです。でもそれが今どきの発想で、それでよいのかもしれません……とは全然思いませんが。
□ランキングサイトでは、書き込み数やクリックで評判を測るようになっています。いくらでも「良い評判」を書き込めます。書き込み者全員が、善意の消費者
(正確な判断者)とは限らないのです。

□リンクでいきなり商品サイトに誘導するということもできます。そこに行った人が購入すれば、いくらか貰えます。そこらかしこに誘導リンクが張られます。
ネットのテクノロジーを問題にしているのではありません。道具ですから、あくまでサイトの作り方、使い方であり、使う人の発想しだいなのだと思います。
無知な消費者は、ネット上で自分の居場所さえもわからなくなります。
「ステルスマーケティング」という言葉があります。消費者に宣伝だとバレないように宣伝することです。「オレオレ詐欺(なりすまし)」と似ていますね。ネットを問題にしているのではありません。リアルでもネットでも、フェアかどうかを問題にしたいのです。
どうも
□間違うほうが悪い
□だまされるほうが悪い
という思想でできているようにしか見えません。
常識的に考えると、わかるのですが、「怖がらない消費者」がいる限り問題は発生してしまうでしょう。
「間違えにくく正確に作ってあるサイト」を見るとほっとします。
いい会社と思います。
消費者教育をしようと思うと、「文章読解力」の教育をすることになり、企業の仕事ではなくなってしまうという事情もあるのです。自分で注意する時代になったと考えるしかありません。大きな変化です。消費者も成長しなければならないのです。

仕事にあなた独自の基準を持つこと
仕事にあなた独自の規準を持つこと
日本を変え、次代を担うプロデューサーたれ。よい企画者というのは、企画だけがよいのではありません。実行してよい成果が出るからよい企画者といえるのです。ビッグアイデアも、よい企画者やプロデューサーに支えられなければ日の目を見ません。“その気になる”だけで、ビッグアイデアに持ち込めます。いいアイデアを抱えたままおじさんになるのでなく、今浮かぶアイデアを大切にしてください。実行段階での成功までを考えるのがプロデューサー。

実行は営業の問題だから、
そこまでの権限はないから、
専門家ではないから、
関与できないと無視ではなく、クリエイティブワークにかかわるものとして、関わっていなくても、もう一段居場所をアップして、今後さらに重要度が増していく「プロデューサーであること」を目指してください。関連することのすべての責任を取るくらいのつもりで、自分の担当部分の仕事をしてほしいと思います。つも
りだけでもよいですから。

□社員なら、自分の案がよいか悪いかは上司が選んでしまう
□代理店なら、クライアント様が決めてくださる
□あなたは「使われる身」になっています
どんなに「働き方改革」しても、あなたがそれを望んでいなければ、何も変わりません。
よくいわれる「経営者の立場で考えろ」ということですが、経営などしたことがなければ「そんなこと言われても無理」という反論もわかりますが、実は、そう
いう場合って、「経営者の立場で考えろ」というのは上司の責任回避の言葉なのです。
いままでは、大成功しなくても会社がつぶれることはありませんでした。他社と似たようなことをやっていれば、つぶれる心配はしないで済みました。そういう時代はとっくに終わりました。
□反論しにくい上司や
□強く言えない相手であるクライアントの「言うことを聞いてしまった」のは、あなたです。
最後に、「あなたのビッグアイデア」は、あなたが最後まで面倒見ないと、途中で変質させられてしまうのです。あなたは自分のアイデアに最後まで責任を取るプロデューサーとしてアイデアを考えることが望まれています。
KASEDA流サイトは、みなさんを応援します。

↓ ↓シェアお願いします。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket